仕事を知るWORK

仕事を知る

東京食品機械は食品や医療器具などの真空包装を行う「包装機械」、肉やチーズなど食品の加工を行う「加工機械」の主に2種類の機械を扱っており
エンジニアの仕事は3つに区分されます。
「金型製造」「機械の組み立て」、納品後の「サービス(修理・メンテナンス)」です。
このページでは、それぞれの業務について説明していきます。

仕事の流れ

  1. 機械の受注

  2. 包装機械・加工機械
    ドイツから輸入

エンジニアが担当する領域

  1. 金型の設計・製造

    戸田工場

  2. 機械の組み立て、据え付け(納品)

    我孫子工場 製造技術部

  3. 機械の修理・メンテナンス

    我孫子工場 サービス部 / 支店 サービスエンジニア

金型製造の仕事

戸田工場

金型製造はモノづくりの原点

戸田工場ではお客様が包装したと考えるパッケージが作れる金型を製造しています。

金型は、お客様が考える包装したいパッケージに合わせて作り上げるオーダーメイドな一点物がほとんどです。

営業がヒアリングしたお客様の要望に沿った形状を踏まえ、3DCADでモデリング設計しその形を表していきます。その形状は、シンプルな皿型からメディカルキット等の複雑な形、人気キャラクターの形状など、多岐に渡ります。

一つの金型のパッケージ形状を表すのに、数日掛ける事もあり大変な作業ですが、新しいパッケージが製品化される前に開発の一部に携われる、この楽しさは格別です。

次にマシニングセンタという工作機械を操り、金型を実際の形状に切削する加工作業を行います。

3DCADデータや図面から、マシニングセンタを動かす為に、どのツールを使うのが最適か、どの様なツールパス加工をさせるかなど、加工工程を考えプログラムを作成していきます。いかに効率良く切削仕上りを意識して、金型を造り上げていきます。

新しい工具や手法が出た時にはベストな加工方法を研究し、常に新しい技術を探し求めるモノづくりの奥の深さを、感じる事が出来るはずです。

機械加工からの次の手順の仕上げ加工は、手作業が主体となります。
仕上げの仕事は感覚の仕事でもあります。仕上がりに個体差が出ないよう、経験を重ねて身体へ覚えさせていく事が大切になってきます。

金型も丁寧に磨き造り上げることで、素晴らしい仕上り具合になり、「自分が仕上げた!」と胸張って言える様になります。

加工が終わった金型部品の最終仕上げと金型の組立、性能検査を行い、最終的に一つの金型に組み上げて完成させ、我孫子工場の製造技術部に送ります。

自身の携わった金型が載った包装機から作られたパッケージが、身近なコンビニなどに並んでいる所を見ると、誇りを感じる事が出来ます。また、このパッケージは自分たちが造った金型から生まれたと、きっと家族や友人に伝えたくなると思います。

組み立ての仕事

我孫子工場 製造技術部

お客様からの要求仕様通りの包装機械を組み立てる

お客様の工場に納品する包装機械は半製品の状態で、親会社のドイツのMULTIVAC社から輸入します。

また戸田工場で製造した金型も、ここで組み立てた包装機械に載せます。

何時も同じ機械を組み立てるだけでなく、お客様毎に合わせたカスタマイズをしますので、世界に1台の包装機を組み立てていると言ってもいいかもしれません。

そのため、日々新しい発見や、面白さがある反面、常に頭で考えながら作業をすることが要求される仕事です。

また包装機械の周辺機械、例えば皆さんが目にする「賞味期限の表示」を印刷するプリンターなども併せて組み立てを行います。
1つの機械は数名で作業し、1ヵ月~1ヶ月半掛けて完成させますが、時には仕様が複雑で6ヶ月掛かることも。
営業とも連携を取りながら、仕様通りの機械を組み立てていきます。
大変な作業ですが、日本初の包装機械、まだ世の中に出ていない包装技術が詰まった機械も多く、やりがいの大きい仕事です。

機械を完成させた後はトラックでお客様の工場へ運びます。お客様の工場で機械の据え付け、試運転なども責任を持って担当します。

技術は日々進歩しており、最新の機械ではIoTを利用し、お客様の工場からドイツのMULTIVACにネットワークを繋ぐことで、ネットワークを通じて最新のプログラムをダウンロードしたり、エラーを検知する事も出来たり、エラーの原因を直ぐに突き止めることもできます。

さらには、エラーが出る前にメンテナンスを推奨するようなこともできます。

このような、新しい技術に触れられる、刺激的な仕事です。

サービスの仕事

我孫子工場 サービス部

機械の医者(Machine DoctorX)

サービス部はお客様に納品された機械の修理、メンテナンスを行う部署ですが、扱う機械別に「ムルチバック(包装機械)サービス」「加工機械サービス」の2部署があります。

★ムルチバック(包装機械)サービス

ムルチバックサービスはムルチバック社の包装機械の修理・メンテナンスを行います。

北海道から沖縄県まで、全都道府県の様々な工場に多くの包装機械が納品されており、その台数は全国でおよそ1350台にもなります。

★加工機械サービス

加工機械サービスは欧州各国から輸入した加工機械の修理・メンテナンスを行います。様々なメーカーの、様々な用途の機械があり、時には日本に1台しかない機械も扱います。

どちらの部署も、お客様先に納品された機械について、不具合が起きる前に点検をする「メンテナンス業務」(出張診療)、トラブルが起きた際には「修理業務」(応急処置)を行います。

お客様からの修理依頼は電話できますので、まずはどのようなトラブルが起きているか電話をしながら確認(問診)します。ベテランエンジニアなどはお客様から直接指名で電話が掛かってくる事も多く、とても励みになる一方、複数のお客様から同時に電話が掛かってくる事もあり、臨機応変な対応が求められる大変さもあります。

電話で解決出来るトラブルは電話でお客様に対応方法を説明し、電話で解決出来ない場合はお客様先へ出向き、修理を行います。

食品工場など、修理時にお客様が目の前で待っている場合もあり、生産ラインも止まっている、時間に迫られた中での作業は緊張します。

また一向に直らず、神頼みしたくなる時もありますが、機械は正直ですので、異常を直さない限り作業が完了しない辛さがあります。他にも、お客様から機械停止の報告を貰い現地に行っても、同じトラブルが発生しない事もあるなど、一筋縄ではいかない仕事です。

ただし、無事修理が完了した時の、お客様からの「ありがとう」の感謝の言葉は何ものにも代えがたい、サービスエンジニアにとってのやりがいです。また若手のうちは経験した事のないトラブルに遭遇することも多いですが、先輩にも助けてもらいながら解決します。
一つ一つの経験の積み重ねで~自身の成長を強く感じることが出来る仕事です。

出張の多い仕事で、朝早くお客様の工場へ行く事や、時には夜遅くなる事もありますが、日本各地に行ける事、合間に現地の美味しいものを食べられる事、普段食している商品が出来上がる過程を目の前で見る事が出来る事もこの仕事の楽しさの一つです。